セミナー名 |
アジアにおける仮想通貨ビジネス規制の現状と展望 |
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概要 |
近年、日本のみならず、アジア、特にシンガポールで、仮想通貨交換所の設立等の仮想通貨ビジネスを検討する日本企業が急増しています。2018年前半には世界中でICOが大流行し、3月には1ヶ月間で300件、金額にして約2000億円に及ぶ資金調達が実施されました。最近では証券的な性質をもった仮想通貨であるセキュリティートークンによる資金調達も徐々に広がりを見せています。これらのビジネスは、ITベンチャー企業以外にはあまり馴染みのなかった領域でしたが、現在は多くの企業がこの分野に進出を検討しています。また、民間企業に限らず、政府機関、地方自治体、大学研究室などの公的機関においても、様々な取り組みが始まっています。
本セミナーでは、仮想通貨ビジネス業界の流れの速さに合わせて、より具体的で、よりビジネス寄りに、シンガポールと日本を中心とするアジアにおける仮想通貨ビジネスの現状から、ICOやSTOの具体的手続やトレンド、法的な論点まで、日本企業の視点で指標となる情報をご提供いたします。また、弁護士法人One Asiaが、アジア各地でICOや仮想通貨ビジネスをサポートしてきた実務経験に基づいて、一般的なセミナーではあまり語られない非常に実務的な視点・問題点を解説いたします。
[プログラム概要]
1.仮想通貨ビジネスのアジアにおける最新動向
2.シンガポール、その他のアジア諸国の最新ICO、STO、仮想通貨取引規制
3.シンガポールにおける具体的なICO手続きの流れ
4.シンガポール、その他アジア諸国におけるICO、STO、仮想通貨取引の最新トレンド
5.シンガポールでの法的な論点
(1) ガイドラインの解説 (2) ICO及び仮想通貨取引規制国との関係 (3) 証券該当性の判断基準 (4) KYC、個人情報保護等その他論点
6.STOの論点(日本、シンガポールを中心に)
7.シンガポール、その他アジア諸国におけるホワイトペーパーの書き方のコツ
8.仮想通貨ビジネス成功の鍵とは?
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開催日 |
2018年12月19日(水)
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開催時間 |
14:30~16:30 (14:00 受付開始~) |
会場名 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 4階セミナールーム |
会場所在地 |
〒 1060044
【アクセス】
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講師名 |
弁護士法人One Asia 森 和孝 氏 パートナー弁護士(日本法) Head Fintech & ICO team 2010年に弁護士登録、国際法務をメイン業務とする大阪のブティック系法律事務所に2017年まで勤務後、英国を本拠地とする大手グローバルローファームエバーシェッドのシンガポールオフィスにジャパンデスク責任者を経て、現ローファームに参画。シンガポールやその周辺国において、仮想通貨取引所の設立や多数のICO案件の取扱実績を有し、日系企業のみならずグローバル企業へのアドバイスも行っている。
栗田 哲郎 氏 代表弁護士(シンガポール法・日本法・アメリカNY州法) 2004年に弁護士登録、日本の大手法律事務所勤務後、スイス・アメリカ留学、シンガポールの大手法律事務所パートナー弁護士、大手国際法律事務所アジアフォーカスチームのヘッドを経て、現ローファームを設立。2014年シンガポール司法試験(FPE)合格、シンガポール国際仲裁センター(SIAC)ケースマネージングオフィサーとして勤務した経験を持つ。 |
受講料 |
15,000円(税別) |
定員(名) |
80名 |
参加対象 |
企業の経営者、法務担当者、アジアでの仮想通貨ビジネス、ICOを検討されている企業、など |
参加条件 |
※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。 |
主催・協力 |
弁護士法人One Asia / レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |